2000年11月10日
日化協、「インターネット博」に参加、多彩なイベント展開へ
化学実験やゲーム、工場見学などネットの特徴フルに
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

 日本化学工業協会は、政府が「新世紀年」を迎えて計画している「インターネット博覧会」(インパク)に参加するが、このほど行事内容、パビリオンなどの構想がまとまりホームページの制作に入った。
 同協会インパク実行委員会によると、パビリオンのテーマは“化学で拓く新世紀”で、日ごろ化学について考える機会の少ない人たちに、化学のおもしろさや不思議さを知ってもらおうと、さまざまな企画をホームページ上に盛り込む。実験室さながらにいろいろな化学実験ができるほか、クイズやゲームが楽しめるよう工夫する。また化学関係の工場や研究所のウェブ上の見学会を開催、感想文のウェブサイトへの掲載など、多彩なイベントを通じて化学をより身近なものに感じてもらう。主要化学会社30社が参加、IT時代にふさわしい表現手段を駆使しようと知恵を絞る。
 「インターネット博覧会」というのは、政府が2001年を「新千年紀出発の年」と位置づけて、2000年12月31日から1年間の日程で開催する記念行事のことで、国、地方自治体、企業、団体などが参加し、インターネット上でさまざまな行事を展開するもので日化協では年内にホームページが開設できるよう準備を急いでいる。