2014年05月23日
JXエネ、根岸製油所の保安検査周期にミス
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー

JX日鉱日石エネルギーは23日、根岸製油所(横浜市磯子区)の球形貯槽の開放周期検査について、22日に経済産業省から認定保安検査方法に不備・不適切があったと指摘されたことについて、「指摘を重く受け止め、速やかに対応します。今後、全社を挙げて保安管理体制の改善を図ります」とするコメントを発表した。

保安検査のうち、連続運転期間に関する認識にミスがあった。

関連ファイル:
 http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2014/05/260522-1-1.pdf

JXエネルギーでは、指摘を受けた後、ただちに高圧ガス保安法に定められている全認定事業所を調査したところ、川崎製造所にも同様のケースがみられたため、これを経産省に報告した。

経産省によると、根岸製油所では同貯槽の開放検査をコンビナート等保安規則(第37条)に基づく保安検査基準(KHKS)である、連続運転期間4年として実施すべきところを別の認定保安検査基準である開放検査周期(8年)を適用していた。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1400823015.tif