2014年05月23日
旭硝子、重さ約半分の「超軽量ソーラーパネル」発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子
関西工場高砂事業所の施工例

旭硝子(AGC)は23日、従来のソーラーパネルに比べて重さが約半分の超軽量ソーラーパネル「ライトジュール」を開発、近く発売すると発表した。

薄くて強い化学強化特殊ガラス“Leoflex”をカバーガラス として使用することで軽量化を実現した。
カバーガラスの厚さは従来型の3.2ミリから0.8ミリ、1枚あたりの重さは同17.0Kgから9.5Kgと約半分になった。

ソーラーパネルの設置には、よく工場や倉庫、公共施設などの屋根が使用されるが、重量に制限があるため従来型のパネルの場合、設置するパネル数を減らす、設置のために補強工事を行うなどの必要があった。

「ライトジュール」は、パネル自体が軽量のため、コストをかけずにパネル設置の面積を拡大することができる。また、設置にかかる作業効率が改善し、設置コストの削減が期待できる特長がある。


■ライトジュール製品仕様
・製品名称 Light Joule(ライトジュール)
・品番  LW225SZ1A
・セル種類 単結晶シリコン
・公称最大出力 225ワット
・外形寸法(W×D×H) 1,482×985×35ミリ
・重量 9.5キログラム
・モジュール変換効率 15.41%
・モジュール出力保証期間 20年

ニュースリリース参照
 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1400823287.pdf