2014年05月23日
東邦テナックスの炭素繊維素材、エアバス最新鋭機に採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開する東邦テナックス(本社・東京都千代田区、吉野隆社長)は、エアバス社の最新鋭中型機であるA350機向けとして、炭素繊維強化熱可塑性樹脂積層板「テナックスTPCLI」の認定を受け、採用が決まったと発表した。

東邦テナックスは、エアバス社A380の1次構造材用炭素繊維原糸をはじめ、A320向けなど25年以上にわたり炭素繊維を供給してきた実績を持つ。
今回は、耐衝撃性や耐摩耗性に優れるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を用いた炭素繊維複合材料が採用された。