2014年05月26日
旭硝子、世界最薄板ガラスの「ロール巻き」に成功
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子は26日、フロート法で生産するガラスとして世界最薄となる、0.05ミリ厚の超薄板ガラス“SPOOL”を、幅1,150ミリ、 長さ100メートルのロール状に巻き取ることに成功したと発表した。

“SPOOL”は、透明性、耐熱性、耐薬品性、ガスバリア性、電気絶縁性などガラス本来の持つ特長に加えて、非常に薄く、軽量でフレキシブル。このためディスプレイや有機EL照明、タッチパネルなど最先端のアプリケーションへの採用が期待されている。

超薄板ガラスをロールに巻くことで、ロール・トゥ・ロール方式の生産が可能となる。
今後はさらに製品の実用化拡大を図っていく方針。

同社は6月3日から米国サンディエゴ市で開催される“Society for Information Display(SID)”に同製品を展示する。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1401079575.pdf