2014年05月26日

JX開発、パプアニューギニアのからLNG出荷開始

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：丸紅、JX日鉱日石開発

JX日鉱日石開発、丸紅の両社は26日、パプアニューギニアのPNG　LNGプロジェクトから、東京電力向けにLNGの第1船を出荷したと発表した。 これにより、PNG　LNGプロジェクトは開発段階から操業段階へと移行、今後長期にわたってパプアニューギニアの天然ガス資源を日本やアジア市場へ本格供給する。 PNG　LNGプロジェクトは、パプアニューギニア中央部のサザンハイランズ州、ヘラ州およびウエスタン州に位置する油・ガス田から生産される天然ガスを、全長700キロメートル超のパイプラインで首都ポートモレスビー近郊まで輸送し、LNGプラント（年産690万トン）で液化して輸出する。 同プロジェクトからは、30年以上にわたり、合わせて9兆立方フィート超の天然ガスが生産される予定。 LNGは長期契約により、主に東京電力、大阪ガス、中国石油化工集団、台湾中油（CPC）各社に供給する。 JX開発と丸紅は、Merlin　Petroleum　Companyの株主として、同社の100％子会社であるNippon　Papua　New　Guinea　LNG　LLCを通じてPNG　LNGプロジェクトの権益を保有している。