2014年05月28日 |
メルク、日産化学原薬の動物薬、米国で販売承認取得 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:日産化学 |
日産化学工業は27日、米国のメルク社のアニマルヘルス事業部門である米国MSDアニマルヘルス社は日産化学が発明した化合物フルララネルを含むペット用外部寄生虫薬「ブラベクト」の経口投与製剤が欧州連合(EU)に加え、米国でも販売承認を取得したと発表した。 「ブラベクト」は、MSD社が開発した動物用医薬品で、犬のノミ、マダニの主要種に対し即効性に優れ、通常1カ月毎に投薬する既存製品より殺虫効果の持続性が長く、12週間にわたって持続する。 その有効成分であるフルララネルは、これまでのペット用外部寄生虫薬とは異なる新たな作用機序を有し動物用医薬品原薬として日産化学がMSD社に供給している。 |