2014年06月04日 |
三菱化学が勝訴・韓国での赤色蛍光体特許係争 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学、物質・材料研究機構 |
三菱化学とNIMS(独立行政法人 物質・材料研究機構)は4日、両者が共有するLED用などの赤色蛍光体を巡る韓国特許について、6月3日付で韓国特許法院が米国Intematix社の請求を退け、三菱側特許の有効性を認める判決が下されたと発表した。 Intematix社は2012年9月、韓国特許審判院に三菱側特許の無効審判を請求したが、同院が13年4月これを退ける審決を下したため、これを不服として韓国特許法院に審決取消訴訟を起こしていた。今回、原審決を支持するとする三菱側全面勝訴の判決が下された。 なお、三菱化学は2011年12月、Intematix社とその韓国での販売代理店GVPを相手取り、ソウル中央地方法院に特許侵害訴訟を提起し、13年2月、同院はIntematix社らによる特許侵害を認めて、韓国への輸入および販売差し止めを命じる判決を下している。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1401849211.pdf |