2014年06月06日
ものづくり白書「新たな輸出担い手を」、閣議決定
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は6日、政府のものづくり振興策をまとめた、「平成25年度 ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)が同日閣議決定したと発表した。

(1)わが国ものづくり産業が直面する課題と展望(2)成長戦略を支えるものづくり人材の確保と育成(3)ものづくりの基盤を支える教育・研究開発、の3章構成。

この中で、わが国製造業の足元の業況について、「中小企業も含めて昨年と比較し改善の兆しが表れている」とし「アベノミクス効果が着実に浸透している」と分析した。
わが国製造業の競争力強化に向けた施策としては、貿易赤字が拡大する中で輸出を支える国内生産基盤の維持・強化が必要とし、「自動車など大企業のみによらず特定分野で高い世界シェアを持つニッチ企業やベンチャー企業など“新しい輸出の担い手”の育成」が直面する課題となると強調した。

ニュースリリース
 http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2014/pdf/gaiyou.pdf