2000年11月09日 |
住友ゴム工業、オーツタイヤの第三者割当増資を引き受け |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友ゴム工業 |
住友ゴム工業は9日、オーツタイヤが実施する第三者割当増資1,438万株、27億3,200万円を全額引き受ける、と発表した。これにより同社のオーツタイヤへの出資比率は現在の41.14%から51%に拡大、同社の連結子会社となる。 住友ゴムは、オーツタイヤに対し従来から一部の受委託生産や技術援助、共同購買などの分野で協力してきたが、競争激化への対応と連結経営重視の観点から、より緊密な関係で協業を進めていくことにしたもの。具体的には、両社の国内タイヤ4工場における最適生産の追求、物流の協業、コスト削減、技術開発などの分野でさらに相乗効果をあげ、グループとしての体質強化と競争力の向上を目指す。 また、2001年3月開催予定のオーツタイヤ株主総会終了後の取締役会において、住友ゴムの西藤直人・取締役会長が、オーツタイヤの取締役会長に選任される予定。 [オーツタイヤの増資概要] 発行株式数:1,438万株 一株当たり発行価格:190円 増加資本金金額:13億6,600万円 資本増加日:11月30日 増資後資本金総額:68億8,400万円 |