2014年06月11日
積水化学、新環境中期計画を策定
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学工業は11日、積水化学グル―プの2014年度から2016年度までの3カ年計画である新環境中期計画を策定したと発表した。

2009年度から2013年度の前環境中期計画を総括したうえで策定した。前計画では、環境貢献製品の売上高比率40以上の目標に対して42%、開発促進を図るために新規認定30件以上(5年間)とした目標に対して60件を達成した。
GHG(温室効果ガス)の排出削減目標を10%以上とする目標に対して17.4%を達成、廃棄物削減では25%/トンの目標に対して19.6%/トンで未達となったものの、環境貢献活動では80%以上の従業員参加の目標に対して112.6%の参加を達成した。

こうした実績をベースに策定した新計画では、環境貢献製品の売上高比率を50%以上(16年度)、また新規登録件数は30件以上(3年間)とした。環境負荷低減では、GHG排出量の削減では総量を維持し、16年度に3%/トンの削減を図るほか、廃棄物削減では12%/トン伊y以上の削減を目指す。

また、新環境計画から導入した「水リスクの把握」では、水リスクの把握と対策立案を新たな目標に定め、国内外の水リスク調査を実施することにした。環境貢献活動では、「全事業所、全従業員の参加」を目標に掲げた。