2014年06月12日
NEDO、省エネ型住宅で太陽熱エネルギー活用実証へ
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は12日、東日本大震災の被災地を含む全国11地点で、太陽熱エネルギーを活用した省エネ型住宅を用いて、気候区分に適合した太陽熱エネルギーを効果的に活用するシステムの実証研究に着手すると発表した。

公募により選ばれた住宅建築会社などが高性能断熱・蓄熱建材や太陽熱活用システムを実装した住宅を設置し、住宅の消費エネルギーの6割を占める空調・給湯エネルギーを5割以上削減できる可能性を実証する。
これにより、北海道から沖縄県まで日本全国で有効に機能するシステムであることを確認する。

実証住宅では、今年12月からデータ測定を始める予定。また、実証研究と並行して、実証研究で取得したデータを、住宅の省エネルギー基準に反映できるように関係各所と連携を進めていく方針である。