2014年06月12日 |
京セラなど、長崎に世界最大430MWの太陽光発電 |
【カテゴリー】:行政/団体(経営) 【関連企業・団体】:京セラ |
京セラ、九電工、オリックス、フォトボルト・デベロップメント・パートナーズ(PVDV)、みずほ銀行の5社は12日、長崎県佐世保市の離島、宇久島に世界最大となる最大出力430MWの営農型太陽光発電事業に協力して取り組むことで基本合意したと発表した。PVDVはドイツに本拠を置く太陽光発電所のプロジェクト開発会社。 宇久島は島の面積が2,493万平方メートル、人口約2000人。同地で事業用地の交渉を行う宇久島メガソーラーパーク(仮称)が島内の農地や未耕作地などを土地所有者から借り受ける。約630万平方メートル(東京ドーム約134個分)の用地を利用し、総投資額1500億円で最大出力430MWの太陽光発電施設を建設する。2015年度の着工をめざす。 年間発電電力量は約50万MWh(一般家庭約13万8,800世帯分)の見込み。 太陽電池には全て京セラ製の多結晶シリコン型モジュールを使用、約172万枚を設置する計画。 発電した電力は宇久島と本土間約60キロに海底ケーブルを敷設し、九州電力に売電する。 島の経済活性化と再生につながるプロジェクトと位置付ける。 農地に支柱を立て、上部空間に太陽光発電設備を設置することで、発電所内での営農を可能にする。 |