2014年06月12日 |
武田薬品、潰瘍治療剤と低用量アスピリンの合剤発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は12日、消化性潰瘍治療剤「タケプロン」と低用量アスピリンの合剤である「タケルダ配合錠」を日本で発売したと発表した。 同剤は、1錠中にアスピリン100mgとランソプラゾール15mgを含有する錠剤であり、低用量アスピリンとプロトンポンプ阻害薬を配合した日本初の薬剤である。 脳梗塞や虚血性疾患の患者の半数以上が5種類以上の薬剤を服用している。すでに、タケプロンと低用量アスピリンを服用している患者にとってはタケルダ配合錠に変更することで、服用薬剤を減らすことが可能となる。 また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往のある患者にとっては、服用剤数を増加させずに潰瘍発生を抑制することが期待できる。 |