2014年06月16日

三菱レと物産、米国MMA計画でダウと合弁基本合意

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：三井物産、三菱レイヨン、ダウケミカル

三菱レイヨンと三井物産の両社は16日、米ダウ・ケミカルが計画するシェールガス・オイル原料の石油化学計画に参画し、メタクリル酸メチル（MMA）モノマー製造・販売事業を展開するため詳細検討を開始すると発表した。 このほど3社間で合弁会社設立に向けた覚書を締結した。 合弁会社へは三菱レイヨンが過半の出資を行う予定。 三菱レイヨングループが持つ新規MMAモノマー製造技術「新エチレン法（アルファ法）」を採用する。原料エチレンはダウ・ケミカルが米国湾岸地区に展開するエチレン供給基地から引き取る。製品の一部はダウ・ケミカルにも販売する。 生産能力は年産25万トン、2018年末の稼動開始をめざす。投資額などは未定。