2014年06月16日 |
NEDO、仏リヨンのスマートコミュニティ実証開始 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は16日、経産省補助で実施する仏リヨン市でのスマートコミュニティ実証プロジェクトについて、既存住宅のエネルギー消費量の見える化を行う家庭内エネルギーモニタリングシステムと、地域のエネルギー情報をリアルタイムで収集・活用するコミュニティマネジメントシステム(CMS)の2つの実証システムが運転を開始したと発表した。 既存集合住宅約200戸に、タブレット端末などのモニタリングシステムを導入することでエネルギーの見える化を実施、住民の省エネルギー行動を促す。また、CMSでは、プロジェクト全体を通じて収集した情報をもとに、都市全体のスマート化につながる指導を提示し、その有効性を実証する。 今後、この運転実績が日本企業の実力を示す契機となり、相手国政府や自治体、相手国パートナー企業との連携が進み、日本企業の海外展開が促進することが期待される。 |