2014年06月17日 |
5月の塩ビ樹脂 生産・出荷とも大幅落ち込み |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は17日、塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の5月生産・出荷実績を発表した。 PVCの生産は、10万6606トン、前年同月比9.7%減で今年最大の落ち込みとなった。 国内出荷は、7万9824トン、同7.4%減でここ2年間で最大の落ち込みとなった。4月からの消費増税を見越した駆け込み需要の反動がでたとみられる。国内出荷のうち主力の硬質用が4万2658トン、同10.4%減、軟質用が1万9843トン、同5.4%減、電線・その他用が1万7323トン、同1.9%減で3用途が揃って前年割れとなった。 輸出は2万22トン、同34.1%減であり、この結果、国内出荷を加えた出荷総計は9万9846トン、同14.4%減となり、2012年8月以来の10万トン割れとなった。月末在庫は10万9088トンで前月比6.6%増となった。 一方、VCMは、生産が17万8731トン、同11.7%減、国内出荷が11万4144トンで同9.7%減、輸出が5万8993トン、同26・0%増、出荷総計が17万3137トン、同0%増となった。 ニュースリリース参照 塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1402980717.xls 塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1402980717.xls |