2000年11月09日
グランドポリマー、12月分からPPを16円値上げ
原材料高騰で採算が急激に悪化
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 グランドポリマーは9日、PP(ポリプロピレン)の販売価格について12月1日納入分よりキロ当たり16円値上げすることを決め、需要家との交渉を開始する、と発表した。
 価格改定対象はナフサスライドフォーミュラ販売分を除く全販売銘柄で、国産ナフサキロリットル2万6,000円相当の改定価格幅となる。
 同社では、各種合理化の推進などコスト低減を進めているが、原油・ナフサ価格の急騰による原材料コストの上昇を吸収しきれず、採算が急激に悪化、今回の値上げに踏み切ったとしている。