2014年06月18日
PSの5月国内出荷前年並み 電機・FS用など好調
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は18日、ポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の5月生産・出荷実績を発表した。
PSの生産は、2社2工場のプラント定修が終了し、ともに稼働が再開しため5万55463トン、前年同月比7%増と3カ月ぶりにプラスとなった。

国内出荷は、4万9149トン、同0%増で前年並みをキープし、消費増税の反動は4月に続いて表面化しなかった。
主力の包装用は2万1804トン、同7%減となった。HIシート、OPS、射出成形その他の落ち込みが影響した。
フォームスチレン(FS)用は1万3982トン、同8%増で好調を持続している。

輸出は2023トン、同9%増となり、この結果出荷計は5万1217トン、同1%増で3カ月連続の前年比プラスとなった。
一方、SMの生産は23万6045トン、同10%増、国内出荷が11万41トン、同3%減で3カ月連続のマイナス、輸出が10万8774トン、同5%増で今年初めてゼ年比プラスになった。この結果、出荷計は21万8815トン、同1%増で4カ月ぶりのプラスとなった。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1403072337.pdf