2014年06月26日 |
「14年度バイオインダストリー協会賞」など受賞者決る |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会 |
バイオインダストリー協会(JBA)は26日、2014年度バイオインダストリー協会賞受賞者が「ヒトiPS細胞の実用化研究」で功績をあげた大阪大学大学院の水口裕之教授に決ったと発表した。 2014年度発酵と代謝研究奨励賞、同化学・生物素材研究開発奨励賞受賞者もそれぞれ発表した。 授与式・発表会は10月15日、バイオジャパン2014(パシフィコ横浜)で行われる。 各賞の受賞者と受賞理由となった功績は次の通り。(敬称略) ■2014年度バイオインダストリー協会賞 ◇水口裕之 大阪大学大学院 薬学研究科分子生物学分野教授 「ヒトiPS細胞から肝細胞への高効率分化誘導法の開発とその実用化に関する研究」 ■2014年度発酵と代謝研究奨励賞 ◇岸野重信 京都大学大学院 農学研究科応用生命科学専攻助教 「脳内細胞に特異な脂肪酸代謝を活用する機能性脂肪酸の開発」 ◇栗原 新 石川県立大学 腸内細菌共生機構学講座 寄附講座准教授 「ポリアミンの新陳代謝・輸送経路の発見とそのヒト健康への展開」 ◇志水元亨 名城大学 農学部応用生物化学応用微生物学研究室助教 「細胞内レドックス変化に応答した糸状菌代謝のエピジェネティック制御機構」 ■2014年度化学・生物素材研究開発奨励賞 ◇池田 将 岐阜大学 工学部化学・生命工学科准教授 「バイオ応用を目指した刺激に応答するナノ繊維からなるヒドロゲルの開発」 ◇野中 洋 九州大学 稲盛フロンティア研究センター特任助教 「超高感度核磁気共鳴プローブ分子群の開発を可能にする分子素材の開発」 ◇福田淳二 横浜国立大学大学院 工学研究室准教授 「電気化学的な細胞脱離のための両性イオンオリゴペプチドの創製と再生医療への応用」 |