2014年06月30日 |
5月の鉱工業生産0.5%上昇 、化学工業3カ月連続の低下 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が30日発表した5月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み 速報)は、生産が前月比0.5%の99.8と2カ月ぶりの上昇、出荷は▲1.2低下%の96.8だった。在庫は2.9%上昇の108.3、在庫率3.5上昇%の107.3となった。 製造工業生産予測調査によると、6月は前月比▲0.7%の低下、7月は同1.5%の上昇だった。 基調判断は、「生産は横ばい傾向」と、前月の判断を据え置いた。 生産が上昇したのは、輸送機械(自動車)工業、繊維工業、電子部品・デバイス、プラスチック製品工業など15業種中8業種で、化学工業(除、医薬品)、情報通信工業など7業種は前月を下回った。 化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比▲4.5%の90.8、出荷▲3.5%の87.5、在庫0.7%上昇の106.8、在庫率は3.5%上昇の121.7だった。生産、出荷とも3カ月連続のマイナスとなった。 プラスチック製品工業は、生産0.1上昇%の100.1、出荷0.8%上昇の97.7、在庫1.0%上昇の107.3、在庫率は0.8%上昇して109.2となった。生産は4カ月ぶり連続、出荷は3カ月ぶりのプラス。 |