2014年06月30日 |
富士フィルム、育毛成分「ナノグリチルレチン酸」など開発 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フィルムは30日、育毛有効成分グリチルレチン酸を世界最小クラス80ナノメートルサイズで見ずに高濃度に分散した「ナノグリチルレチン酸」を開発したと発表した。 一般的に用いられているグリチルレチン酸のエタノール水溶液に対して浸透性が1.7倍に高くなることなども明らかとなった。このためエタノールを一切使用せずにグリチルレチン酸を水に分散することが可能となった。 また同社は毛髪の内部にあって、毛髪のハリ・コシに寄与する成分「ヒト型ヘアセラミド」を20ナノメートルサイズで高濃度分散した「「ヒト型ナノヘアセラミド」を開発した。 ともに今後ヘアケア商品に応用していく方針だ。 同社は今回の研究成果を9月6ー7の両日、富山市・富山大学で開催される第10回加齢皮膚医学研究会で発表する。 育毛有効成分「ナノグリチルレチン酸」新開発 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1404108882.pdf 世界最小20ナノ「ヒト型ナノヘアセラミド」新開発 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1404108882.pdf |