2014年07月01日
旭硝子、ガラス事業で中東初進出、サウジに合弁会社
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子(AGC)は1日、連結子会社のAGCガラス・ヨーロッパ(AGEU)がこのほど、サウジアラビアのガラスメーカーObeikan Glass Company(本社:サウジアラビア) と、建築用ガラスコーティング事業の合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。

同国ヤンブー市のObeikan社工場内に、建築用ガラスコーティング加工ラインを新設する。2016年初旬に生産を開始の予定。

中東の建築用ガラス市場は年率約4%と堅調な伸びを見せている。特に、日差しをカットし建物の省エネ性能を向上する熱線反射ガラスの需要は好調で、今後も市場の拡大が見込まれている。
旭硝子グループは、新興市場での事業拡大を「第2のグローバリゼーション」と位置づけ、成長戦略の柱に掲げている。現地合弁会社を通じて、サウジを中心に中東地域の旺盛な建築用ガラス需要を取り込んでいく方針だ。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1404197933.pdf