2014年07月03日 | |
三菱アグリ、無錫市に太陽光植物工場販売拠点 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱樹脂、三菱樹脂アグリドリーム |
|
三菱樹脂は3日、中国・無錫市に太陽光利用型植物工場の販売拠点を現地企業と合弁で設立したと発表した。 子会社の三菱樹脂アグリドリーム(本社:東京都中央区)と、中国・チャイナコープの子会社、無錫市三陽生態農業発展有限公司(無錫三陽社)両社の合弁で「無錫菱陽生態農業設施科技有限公司」を設立。3日、関係者を招いて開業式を行なった。 三菱アグリは2011年から無錫三陽社に植物工場の実証設備(1,000平方メートル)を設置し、栽培試験とマーケティング活動を行なってきた。その結果、食の安全・安心への関心とともに植物工場の人気は高く、事業採算が見込めると判断した。 無錫菱陽社が販売する太陽光植物工場は、人工光を用いた完全閉鎖型苗生産装置「苗テラス」で苗を育て、その苗を、高機能性フィルムによる農業ハウスに移し、専用養液栽培システム「ナッパーランド」によって、ほうれん草、春菊、水菜、小松菜などを栽培するシステム。高品質な無農薬野菜をより多く安定的に生産できる特徴がある。 【新会社の概要】 ◇会社名 :(和文)無錫菱陽生態農業設施科技有限公司 ◇所在地 : 無錫市錫山経済開発区 ◇資本金 : 560万人民元(約1億円) ◇株主 : 三菱樹脂アグリドリーム 60%、無錫市三陽生態農業発展有限公司 40% ◇代表者 : 董事長 大林 厚、総経理 中井 壯元 ◇事業内容: 植物工場栽培システムの販売、リピート資材(種子、肥料、培地)の販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1404366013.pdf |