2014年07月03日
石化協会長の浅野旭化成社長、「保安・安全に万全」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:旭化成、石油化学工業協会

石油化学工業協会は、3日の定時総会及び理事会で新会長に浅野敏雄・旭化成社長を選任し、同日就任した。副会長には、淡輪敏・三井化学社長、松本佳久・出光興産副社長、小柴満信・日本合成ゴム社長の3氏が就任した。任期はいずれも2年。

浅野新会長は就任後に記者会見し、「第1に保安・安全の確保、2番目に事業基盤の環境整備、3番目にコミュニケーションの推進の3つを重点課題として取り組みたい」と語った。
浅野新会長は、保安・安全の確保について、「企業基盤の根幹をなすものであり、万全を期したい」と強調した。また、事業基盤の環境整備では「国際的なイコールフッティングと、地球環境問題への対応に取り組みたい」と語った。
また、今後のシェールガスへの対応や中国における石炭化学への進出問題について、「中国との意見交換を緊密に進めていきたい」と抱負を語った。