2014年07月04日 |
出光興産、ノルウェー領バレンツ海で探鉱試掘に成功 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産は4日、ノルウェー現地法人出光ペトロリアムノルゲ社(高橋照之社長)を通じて、出光が20%の権益を持つノルウェー領探鉱鉱区(PL537)の「ハンセン(Hanssen)」構造で試掘した結果、油・ガスの集積を発見したと発表した。 「ハンセン構造」は2013年にバレンツ海北部で初めて油を発見したウィスティング・セントラル構造の北西約7キロに位置しており、離岸距離は約270キロ、水深約420メートル。 試掘井は海面下約1700メートルまで掘削し、中部~下部ジュラ系の地層で厚さ20~25メートルの油の集積を確認した。同層で試掘を実施し、最大で約2000バレル/日も油と約9200立方メートル/日のガスの産出を確認した。 今後、詳細な評価・検討を行う予定だが、推定可採埋蔵量は20~20百万バレルと予想される。 【鉱区の概要】 ◇鉱区名 PL537 ハンセン(Hanssen) ■権益保有 ・出光ペトロリアムノルゲ :20% ・オーエムブイ(オペレーター):25% ・ペトロ 20% ・タローオイル 20% ・スタットオイル 15% |