2014年07月07日 |
NEDO、地球温暖化対策・JCM実証事業で公募開始 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「地球温暖化対策技術普及・JCM実証事業」を行う企業・団体の公募を開始した。公募締め切りは、8月8日。 この事業は、二国間クレジット制度(JCM)に署名した国を対象に、わが国の低炭素技術・製品等の有効性を実証しようというもので、排出削減プロジェクトを効率的に実施しようというもので、JCMプロジェクトの設計書の作製から妥当性確認、プロジェクトの登録、モニタリングなどを実施する。事業期間は平成26~28年度。 公募説明会は、7月8日(東京)、7月10日(大阪市)、7月14日(川崎市)に開催。 問い合わせ先は、NEDO京都メカニズム事業推進部(FAX:044-520-5196)。 <用語の解説> ■JCMとは :Joint Crediting Mechanismの略で「二国間クレジット制度」のこと。 京都議定書で提案された「京都メカニズム(CDM)」を補完する制度として、日本が新たに提案している制度。温室効果ガス削減に貢献する自国の技術、製品、サービスなどを途上国に援助・協力し、削減に成功した温室効果ガスのうちの一定量を自国の削減目標の達成に活用する仕組み。日本はこれまでにモンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、ベトナムの各国と二国間クレジット署名を行っている。 |