2014年07月08日 |
昭電パッケージング、LIB向けラミネート包材設備増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工パッケージング |
昭和電工は8日、100%子会社の昭和電工パッケージング(本社:神奈川県伊勢原市、田中淳社長)が彦根工場(滋賀県彦根市)に、リチウムイオン電池(LIB)包材であるアルミラミネートフィルムの増設工事を完了し、量産を開始したと発表した。 包材に樹脂とアルミ箔の複合材であるラミフィルムを用いた「パウチLIB」 は、金属製の円筒型LIBや角形LIB に比べて成形の自由度が高く、軽量、放熱性に優れるなどの特長を持つ。 LIB 包材向けラミフィルムの需要は堅調で、2015年の市場規模は2012年比倍増の250億円と予想されている。今後、スマートフォンやタブレット端末などの小型LIBに加えて、電気自動車や定置型燃料電池など大型LIB の普及が進めば、包材需要もさらに拡大すると期待される。 昭和電工パッケージングのラミフィルム生産能力は、今回の増強で2010年比3倍に増大したが、同社は引き続き市場展開を加速し、ラミフィルムにおけるトップレベルのシェアを維持していく方針だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1404795052.pdf |