2014年07月10日
東レとがん研、がん患者向けケアウェア共同開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東レ

東レは10日、がん研究会(がん研)とがん医療現場における衣料ニーズの発掘を共同で行い、乳がん患者が治療中にも快適に着用できる新しいインナータイプのケアウェアを共同開発したと発表した。

今後は、がん研有明病院で患者で試着し、東レで製品化する計画。2015年の上市を目指す。
また、同製品の開発概要は7月12日に大阪で開催される日本乳癌学会で発表する。

がん研と東レの両者は、東レの素材技術を生かして照射後皮膚炎の患部を保護しながら、着心地やファッション性に配慮したがん患者向けケアウェアを共同で企画・開発した。体に柔らかくフィットするニット素材を用い、肌への刺激を抑えた縫製仕様によって、快適に着用することができる特徴を持つ。