2014年07月11日
武田薬品、アルツハイマー病新規データ国際学会で公表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は11日、米国ジンファンデル社(本社・ノースカロライナ州ダーラム)と共同で、新たなアルツハイマー病の研究開発データを7月12~17日デンマークのコペンハーゲンで開催される国際アルツハイマー病学会で公表すると発表した。

同社は健常な高齢者を対象に、アルツハイマー病による認知機能障害の5年以内の発症リスクを予見するバイオマーカーを用いて評価手法を検証した。同手法により発症リスクが高いと診断された高齢者に、低用量「AD-4833」(一般名:ピオグリタゾン)を投与し、疾患の発症遅延効果を評価した。臨床試験は、武田薬品とジンファンデル社が昨年8月から実施してきた。


ニュースリリース
http://www.takeda.co.jp/news/files/20140711_jp.pdf