2014年07月14日 |
電化、中国・大連に放熱プレート新会社 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業は14日、高速鉄道や自動車のモーターに使用される放熱プレート「アルシンク」(商品名)を中国で生産するため、100%出資の現地法人「電化電子材料(大連)有限公司」を設立すると発表した。 投資額約10億円で、2015年末の量産化開始をめどに遼寧省大連市に工場を新設する。 2017年度の売上高40億円を見込む。 放熱プレートとは、モーター内の熱膨張や収縮を抑えるために使用される角形の板のこと。従来は銅製のプレートが使用されていたが、重さや長期の冷熱サイクル特性が十分でないなどから代替材料が求められていた。 電気化学はアルミと炭化珪素から独自の高品質素材を開発。2002年から「アルシンク」として大牟田工場(福岡県)で製造販売を開始した。 内外車両メーカー向けに販売は好調で、引き続き需要の拡大が見込まれるため中国に“第2拠点”を設けることにした。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1405318671.pdf |