2014年07月14日
カネカ子会社、足を守る靴下を共同開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは14日、100%出資子会社であるカネカメディックス(本社:大阪市、古吉重雄社長)が三岡繊維(本社:奈良県香芝市、三岡和子社長)などと共同で、足を守る靴下「まもっくす」を開発し、本格販売を開始したと発表した。

痛みを感じにくく、小さな傷でも大きな潰瘍になってしまう糖尿病に起因する足病変を持ち、フットケアの必要のある人のために開発した。(1)縫い目が目立たず、皮膚に負担をかけない(2)全体にゴムを使用していないため締め付けが少ない(3)抗菌・防臭・帯電防止効果のある繊維を使用した、などの特徴を有する。

カネカとカネカメディックスは、1992年から下肢動脈硬化症治療に特化した医療機器や診断機器群を開発し、事業を展開している。2010年には、糖尿病患者向けの治療用装具会社、フットサポートジャパンを設立するなど、下肢治療分野の展開に注力している。