2014年07月17日 |
環境省、第5回「化学物質と環境に関する政策対話」開催 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省は、化学物質対策に関して、国民、事業者、行政、学識経験者などからなる意見交換、合意形成の場として設置した「化学物質と環境に関する政策対話」の第5回会合を8月4日14時から東京都港区の虎ノ門ツインビルディングで開催する。会議は公開で、傍聴(無料)希望者を募集している。 2002年の「持続可能な開発に関する世界首脳会議」(ヨハネスブルグ・サミット)の合意を受け、2006年の第1回国際化学物質管理会議」(ICCMI)で採択された国際的な戦略・行動計画であるSAICM(国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ)では、化学物質の環境安全について、政策の透明性・説明責任を確保する観点から、多様な主体による政策決定プロセスへの参加を国際的に求められている。 環境省は、化学物質の環境リスクに関する情報の共有及び相互理解を促進する場として、平成22年度まで26回にわたり、「化学物質と環境円卓会議」を開催してきたが、この会議を発展的に解消し、国民、事業者、行政、学識経験者等の様々な主体が参加した意見交換の場として、平成24年3月に「化学物質と環境に関する政策対話」を設置した。 今回の政策対話では、「製品中化学物質に関するリスクコミュニケーションのあり方」や「ICCM4に向けた進め方」について主に議論する予定である。 なお、政策対話のメンバーとして、化学産業から角井寿雄・日本石鹸洗剤工業会環境委員長、片木敏行・住友化学理事・生物環境科学研究所長、庄野文章・日本化学工業協会常務理事が参加している。 問い合わせ先は、「化学物質と環境に関する政策対話」事務局みずほ情報総研(TEL:03-5281-5491) |