2014年07月18日
6月の可塑剤実績 伸び悩み状態続く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会が18日発表した6月の生産、出荷実績によると、生産は主力のDOP、DINPとも前年比マイナス、出荷はDIDPは前年を上回ったが、DOPはマイナスとなった。
「建材分野に勢いがない。一時は右肩上がりだったが、このところ落ち込み気味だ。どうも景気回復の実感がない。輸入品が増加しているのも気になる」とメーカー筋では話している。

6月および上期(1~6月)実績は次の通り。

■6月の実績  (単位:トン)カッコ内は前年同月比%
<生産>
(フタル酸系)
◇合計    13,869 (87)
・DOP     7,364(77)
・DBP      109(227)
・DIDP       0(ー)
・DINP    6,051(97)
・その他     345(734)
(アジピン酸系)
◇生産計    1,308 (94)

<出荷>
(フタル酸系)
◇合計    15,950 (97)
・DOP     9,756(92)
・DBP      93(104)
・DIDP     254(89)
・DINP     5,181(106)
・その他     666(109)
(アジピン酸系)
◇出荷計   1,356(110)

■上期(1~6月)実績 (単位:トン) カッコ内は前年同期比%
<生産>
(フタル酸系)
◇合計    99,767 (102)
・DOP    60,435(98)
・DBP      567(117)
・DIDP     1,589(97)
・DINP    33,688(111)
・その他    3,488(115)
(アジピン酸系)
◇生産計    7,596 (101)

<出荷>
(フタル酸系)
◇合計    97,213 (98)
・DOP     59,565(94)
・DBP      604(69)
・DIDP     1,629(100)
・DINP    31,341(105)
・その他    4,074(118)
(アジピン酸系)
◇出荷計   7,843(101)


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1405657082.xls