2014年07月18日 |
農水省、国際条約事務局に植物遺伝資源1万8000点公開 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は18日、「食料及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約(ITPGR)」に基づき、わが国が所有する植物遺伝資源の一部(約1万8000点)を条約事務局に届け出るとともに公開したと発表した。 わが国は、ITPGRに昨年10月28日に加盟した。同条約では、食料安全保障の観点からとくに重要な植物遺伝資源について、育種や研究を目的とした海外植物遺伝資源の取得を容易にするための「多数国間の制度」を設け、締約国が所有する植物遺伝資源を公開することを求めている。 このため同省は18日、農業生物資源研究所(生物研)が「農業生物資源ジーンバンク事業」によって所有する約22万点の植物遺伝資源のうちITPGRの定める基準に合致する約1万8000点を条約事務局に届け出るとともに公開した。 |