2014年07月18日
NEDO、「戦略的省エネ革新プログラム」採択決る
【カテゴリー】:行政/団体
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は18日、平成26年度「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の実施体制を決定したと発表した。

これは、省エネ社会構築のため「省エネルギー技術戦略2011」で掲げる重要技術を中心に、省エネ技術の開発を事業化までシームレスに支援する事業。今回、新規開発テーマとして25件(インキュベーション研究開発フェーズ6件、実用化開発フェーズ15件、実証開発フェーズ4件)を採択し、実施体制を決定した。

このうち、化学関係企業の採択先と研究テーマは次の5件。

<インキュベーション研究開発
・東レ(パワーデバイス実装用超高熱伝導絶縁接着剤フィルムの開発)

<実用化開発>
・ダイキン工業・旭化成ケミカルズ(省エネルギー型フッ素リサイクル技術の開発)
・三菱化学(低ドループ高効率LED用非極性面/半極性面GaN基板の開発)
・住友化学(次世代省エネパワーデバイス用大口径高耐圧・低欠陥GaNエピタキシャルウエハの開発)

<実証開発>
・旭化成ケミカルズ(二酸化炭素を原料とする化学品製造プロセスの開発)