2014年07月23日 |
文科省、遺伝子組換えで農水研究センターに厳重注意 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:文部科学省 |
文部科学省は、国際農林水産業研究センター(茨城県つくば市)に対し、遺伝子組換え生物の不適切な使用があったため厳重注意したと発表した。 今年6月8日に遺伝子組換え植物を栽培している同センターの隔離温室で、室内の排水系統の異常増水が見られた。遺伝子組換え生物を含む可能性があるにもかかわらず、実験廃液を不活性化処理(遺伝子組換え生物を死滅させる処理)をせず、管理区域外の地下排水槽にポンプで強制排水した。 同省はセンターからの報告に基づき対応を検討していた。 同センターでは今後、遺伝子組換え生物等の管理体制を抜本的に見直し、関係者の教育や異常増水を起こした隔離温室などハード面の見直しになど再発防止に万全を期すとしている。 |