積水化成品工業は24日、インテックス大阪（大阪市住之江区）で開催中の「下水道展'14東京」に高強度のEPS製「FJリング」や道路地下に施工可能な雨水貯留浸透槽「アクアロード」、トンネル覆工コンクリート養生パネル「EPSパネル」などを出展し、来場者投票で「優秀賞」を受賞したと発表した。同展は25日まで開催。

◇FJリング ：推進工事には推進管の先端に掘進機を取り付け後方の油圧ジャッキで押し進めて管を埋設する方法が使われるが、「FJリング」は8種類の強度（発泡倍率）を使い分けさまざまな曲線推進に対応できる。

◇アクアロード ：道路などの地下に雨水を一時的に貯めるための雨水貯留浸透槽。ゲリラ豪雨時などの道路冠水被害や河川の氾濫を抑制できる。

◇EPSパネル（スリット型）：トンネル覆工コンクリートの品質向上のため、トンネルの断面形状に簡単に合わせられるように成形加工したEPS製のパネル。簡単に湾曲できさまざまなトンネル断面曲率に適用できる。

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