2014年07月25日 | |
昭和電工、高純度アルミ箔の中国拠点を増強 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
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昭和電工は25日、電解コンデンサー向けなどに高純度アルミ箔の需要が好調なため、中国で生産能力を増強すると発表した。江蘇省南通市にある子会社、昭和電工アルミ(南通)有限公司(SDAN)の月産能力を現在の400トンから600トンに増強する。来年1月からの稼動開始をめざす。 高純度アルミ箔は、家電製品やIT機器、電気自動車などに広く使用されるアルミ電解コンデンサーの主要材料で、アルミニウムの純度が99.99%と高い。 昭和電工は堺工場にも月産3000トン設備を持ち、中国工場と2拠点体制で展開中だが、中国では今後エコカーや太陽光発電のパワーコンディショナー向けなどに大きな需要伸長が見込まれるところから、設備の増強を決めた。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1406264585.pdf |