2014年07月29日 |
協和キリン、くる病治療剤で日韓共同第1相試験開始 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:協和発酵キリン |
協和発酵キリンは29日、現在開発中の抗線維芽細胞増殖因子23完全ヒト抗体KRN23の成人X染色体遺伝性低リン血症性くる病・骨軟化症(XLT)を対象にした第1相試験を日本及び韓国共同治験として開始したと発表した。 同剤は、協和キリンが創製した抗FGF23完全ヒトモノクロナール抗体で、尿細管でのリンの再吸収を増加させ、血中リン濃度を増加させる作用がある。 同社はこれまで、海外で行った成人XLHを対象にした第1相単回投与試験、第1、第2相反復投与量漸増試験及び継続投与試験の結果は、複数の学会で発表済みだ。 |