2014年07月30日 |
6月の鉱工業生産「弱含みで推移」に下方修正 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が30日発表した6月の鉱工業指数速報(2010年=100、季節調整済み)は、生産が前月比3.3%低下の96.7と再びマイナス、出荷は▲1.9%低下の95.2だった。在庫は1.9%上昇の110.5、在庫率3.5%上昇%の111.6。 製造工業生産予測調査によると、7月は化学工業を含めて前月比2.5%の上昇、8月は同1.1%の上昇の見込み。 基調判断は、前月までの「生産は横ばい傾向」から「生産は弱含みで推移している」に下方修正した。 生産は輸送機械工業(自動車)が前月比▲3.4%減、化学工業(同▲1.8%)、プラスチック製品工業(同2.9%)、など全15業種のうち14業種が「低下した業種」 とほぼ全滅状態。残る1業種(グラビア印刷などその他業種)も生産指数0.0%で上昇はしていなかった。 化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比▲1.8%の89.3、出荷▲0.6%の86.7と落ち込んだ。 在庫▲0.7%上昇の106.1、在庫率は1.6%上昇の124.4だった。生産、出荷とも4カ月連続のマイナスとなった。 プラスチック製品工業は、生産▲2.9%低下の96.3、出荷▲2.3%低下の94.8、在庫▲0.7%低下の107.0、在庫率は0.8%上昇の111.1となった。生産は5カ月連続のマイナス、出荷は2カ月ぶりのマイナス。 |