2014年07月31日 |
宇部興産・純損失12億円 ラクタム市況低迷響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:宇部興産 |
宇部興産が31日発表した14年4-6月期連結決算は営業利益が前年同期比82%減の2億2700何円、純損益は12億円の損失となった。 ナイロン原料カプロラクタムの中国での相次ぐ新増設により、国際市況が極端に悪化した。国内工場の定修やタイ、スペイン工場のメンテナンス実施による出荷減少も響いた。リチウムイオン電池材料の電解液、セパレーターも価格下落の影響を受けた。合成ゴムポリブタジエンはタイヤ用途を中心に堅調だった。 【宇部興産・第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率% ◇売上高 148,567(△3.2) ◇営業利益 227(△82.1) ◇経常利益 △396(-) ◇当期純利益 △1,196(-) ◇1株当たり純利益 △1.13円(△0.27円) <2015年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 670,000(3.0) ◇営業利益 30,000(22.9) ◇経常利益 24,000(28.4) ◇当期純利益 13,500(6.9) ◇1株当たり純利益 12.76円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1406791264.pdf |