2014年08月01日
昭和電工、APCIの台湾高純度塩素事業を買収
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工

昭和電工は、特殊材料ガス事業の強化を図るため、子会社の台湾昭和化学品製造有限公司が米国エアープロダクツアンドケミカルズ(APCI)の子会社である台湾の三福氣体有限公司(APSF)が保有する高雄市の高純度塩素事業を今年8月をめどに譲り受けることで、APSFと基本合意に達したと発表した。

昭和電工グループは、現在川崎事業所に年産1000トンの設備を有しているが、台湾に高純度塩素の製造設備を持つことで、今後更なる市場の拡大が予想される中国・台湾をはじめ東アジア地域で安定した供給体制を構築する。