2014年08月01日
JXエネ、ベンゼンの8月契約価格1,390ドル、40ドル安
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー

JX日鉱日石エネルギーは1日、8月のベンゼン・アジア契約価格(ACP)が、トン当たり1,390ドルで決着したと発表した。 前月から40ドルの低下となる。

アジア域内のベンゼン需給環境は、パラキシレンメーカーの減産に伴うベンゼンの生産減に加え、米国への輸出が堅調なことなどから、引き続きタイト基調が続いている。

だが市況は新設装置の立ち上げ、米国市況の下落等により、月末にかけて軟調に推移した。
アジアACPはこれらの市場環境を反映しての決着となった。

国内価格換算想定値は、1Kg当たり148.2円。


<用語の解説>
■ACP:Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となる。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1406882225.pdf