2014年08月18日
理研、米国国立高磁場研と研究協力覚書を締結
【カテゴリー】:行政/団体
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理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターは、米国国立高磁場研究所との間で、新型NMR(核磁気共鳴装置)開発を行うための研究協力を推進することで合意に達し、覚書を締結した。

今年中にも高温超伝導技術の応用による超高磁場NMRの開発に向けた共同研究契約を締結する予定。
共同研究は、科学技術振興機構(JST)研究成果展開事業戦略的イノベーション創出推進プログラム(S-イノベ)の支援により実施される。

高温超伝導技術分野では、世界的な開発競争が進んでいる。同技術の開発における世界的拠点である2者が連携して研究開発に取り組むことで、超高磁場NMRの開発で世界を先導する役割を果たすことが期待される。

研究協力には研究者の交流や若い研究者の教育訓練実施なども含まれる。