2014年08月18日
出光興産、豪州石炭鉱山の一部権益 中国電力に譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は18日、豪州現地法人のボガブライ・コール社(成内伸一社長)が保有するボガブライ鉱山の権益10%を、中国電力(本社:広島市)の豪州現地法人である中国電力・オーストラリア・リソーシズ(佐藤幸次社長)に譲渡し、同鉱山石炭の長期売買契約を締結したと発表した。
ボガブライ鉱山は、豪州東部のニューサウスウェールズ州に位置しボガブライ・コール社が権益を保有している。鉱区面積は3872ヘクタール。2006年から生産を開始している。
産出される石炭は高発熱量、低硫黄、低灰分の高品位炭で、2014年の生産計画は年間約540万トン。日本およびアジアで需要が伸びているため15年以降さらに増産を予定している。