2014年08月19日 |
積水化成品、「多温度帯管理輸送容器」新開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は常温で多温度帯の商品を運ぶことができる輸送容器の新商品を開発したと発表した。 通信販売やネットスーパーの利用が広がる中で輸送形態も多様化し、一つの容器で幅広い温度帯に対応できる輸送容器を求める声が高まってきた。 新開発した容器は、こうしたニーズに応えた。容器の内部に仕切りを設け、常温品、冷蔵品、冷凍品を同時に収納できるようにした。それぞれブロックごとに温度管理しながら輸送することができる。セッティングや作業性、輸送しやすさなども考えた設計になっており「輸送コストの削減も期待できる」といっている。 外食産業、宅配サービスなどのほか、農産・水産物などの一次産品、医薬品輸送向けなどとして市場展開していく方針。2014年度1億円、15年度には2億円の売上げを見込む。 |