2014年08月19日
新化学技術協、バイオマスの展開テーマに講演会
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会は、バイオマスをテーマにした講演会を8月26日14時から東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。終了後に懇親会。

五十嵐圭日子・東京大学大学院農学生命科学研究科准教授が「地表最大の資源セルロース系バイオマスを小さな酵素で変換する」、また宮保淳・アルケマ京都テクニカルセンター所長が「ヒマシ油由来バイオポリアミドとエラストマーの応用展開」をテーマに、それぞれ講演する。

五十嵐氏は、不溶性基質である結晶性および非晶性セルロースをセルラーゼが分解し、可溶化した生成物を与えるという一連の固液界面における反応解析するためにこれまで取り組んできた研究成果を紹介する。宮保氏は、フランスの化学会社アルケマ社のポリアミド11を商業化してきた経験をもとに、ポリアミド11を核とした最新ポリマーの特性および用途開発の現状について解説する。

参加費は、会員無料、一般は1万円。
申し込み締め切りは、8月22日。
問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)