2014年08月20日
エーザイ、抗てんかん剤適応拡大を米・欧に申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは20日、自社創製の抗てんかん剤「Fycompa」(一般名:ペランパネル)について、強直間代発作に対する併用療法の適応拡大申請を米国、欧州の各当局(FDA、EMA)に同時申請したと発表した。

強直間代発作は、全般てんかんの中でも最も一般的で重篤な発作型の一つで、全般てんかんの約6割、てんかん全体でも約2割を占めている。

今回の申請は1~3種類の抗てんかん剤治療を受けている12歳以上の患者164人を対象に、「Fycompa」併用の有効性、安全性を評価する試験を行った結果、発作頻度などに統計学的に有意な改善が確認されたとして行った。

日本では同試験結果とあわせて2015年度中の申請を予定している。