2014年08月22日
大日住友薬、英国でも「ラツーダ」販売開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:大日本住友製薬

大日本住友製薬は22日、米国子会社サノビオン・ファーマシューティカルズが英国で、成人の統合失調症を適応症とした、1日1回経口投与の非定型抗精神病薬「LATUDA」(ラツーダ)の販売を開始したと発表した。
2014年3月31日付で欧州委員会から販売許可の取得を発表している。

関連記事(2014年3月31日付)
http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/39568

発売したのは、ロンドンに本社のある米社子会社のサノビオン・ファーマシューティカルズ・ヨーロッパ社。

統合失調症とは、妄想・幻覚・引きこもりなどの症状を起こしやすい慢性的な精神疾患。英国には約63万人の罹患者がいるとされている。
ラツーダは、これまでに実施した臨床試験で、良好な安全性、忍容性および代謝プロファイルが示された。6週間および12カ月間投与試験によって、代謝系への影響が限定的であることが認められた。また、他の抗精神病薬からラツーダへの切り替えによる体重の有意な増加は認められなかった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1408682360.pdf